含浸とは:
合金、鉄、アルミニウム合金などの各種金属による鋳物部品は、表面から内部にかけて、いろいろな欠陥をともないやすく、油圧、水圧部品など気密を保つ必要があるものは、そのままでは使用できないことがあります。
また、焼結合金部品は、本質的に多孔性ですので、焼結後、表面処理をする場合、その前処理として、気孔を封じておく必要があります。このような場合に真空、加圧含浸を行うのが含浸装置です。
この装置を使うと

  • 圧もれ不良の防止
  • 欠陥部に生じる腐食の防止
  • 表面処理液や雰囲気ガスの侵入防止

に役立ちます。

 
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